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家具の買い替えは・・・

  • 執筆者の写真: kozuwe
    kozuwe
  • 2020年3月13日
  • 読了時間: 2分

先日、自宅のテーブルを買い替えました。

正確に言えば、一度は購入手続きまで進みましたが、結局、キャンセルしました。

そう、一度は「買い替えた」はずが、やめました。

自宅のテーブルはいまの家に入居する時に求めたもので、もう10年以上使っています。

傷もつき、濡れたコップを置けばその後はしばらく取れない。

重くて模様替えも一人ではできないし、そろそろいいかなとずっと考えていました。

そして、お店で理想的なテーブルを発見。

何度か見に行って、よく考えて購入したのです。

届くのは2週間後となりました。

店を出て、車に乗り、移動する間に何だか気持ちがざわざわ・・・

家に着いて、今のテーブルを見てよりまた気持ちがざわざわ・・・

あんなに新しいテーブルを欲しがっていたのに、急に元気をなくす私に戸惑う旦那さん。

お別れすると思うと、いろいろなことが思い出されました。

このテーブルを買う時も何回も見に行きました。

買ったらこんな風に使おう、こんな風に置こう、いろいろ二人で話したのを思い出しました。

それから何度、このテーブルでご飯を食べたんだろう。

何度、うたたねしたんだろう。

お別れするのがすっかり悲しくなりました。

あんなに欲しかった新しいテーブルには申し訳ないけれど、うちには来てもらうのはやめようと思いました。

いいよーと受け入れてくれた旦那さんと、手続きをすぐしてくれたお店には感謝です。


家電は、お別れする時はあちらの理由がほとんどです。

壊れてしまったり、型が古くなって修理もできなかったり、仕方なく・・・ということがほとんどです。

でも、家具は違う。

こちらの都合がほとんどです。

生活スタイルが変わったならまだいい。

ほとんどは、飽きてしまったり、新しいものが欲しくなったりです。

家具はまだまだ使えるのにこちらの都合で買い替える。

これは悪いことではありません。

リサイクルして次の人が使ってくれることも多いし、人には新陳代謝は必要です。

新しいものに触れることは必要。

だけど、今回はどうにもこうにも気持ちがいまのテーブルから離れませんでした。

一度は気持ちが離れていたのに変なものです。

またいつか気持ちを変える時は来るのかもしれないですが、しばらくはうちで仲良くしようと思います。

ほんと使いづらいんだけど、傷だらけなんだけど、染みつくんだけど。

何だか不思議な出来事でした。






 
 
 

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